継続的改善の文化
当協会の取り組みは他にもあります。大学と拡張プログラムや非営利団体などと連携しながら、当協会の職員は農家や加工業者と成功事例を共有し、農法を継続的に改善できるようサポートを提供しています。
そのひとつの方法として、研究結果を実用的ですぐに活用できる推奨事項としてまとめ上げ、さまざまな教育リソースやフィールドワークショップを通じて、アーモンド農家と加工業者に提供しています。
アーモンド生産農家と加工業者は状況に応じたリソースを利用できるだけでなく、カリフォルニア・アーモンド・サステナビリティ・プログラム(CASP)にも参加できます。2009年に立ち上げられたこの自己評価型のプログラムでは、参加者がアーモンド栽培の特定のテーマに対する自らの実践内容について評価しながら、成功事例を学びます。それにより、アーモンドの栽培方法や成功事例の導入に関する共有データが得られるほか、改善案も特定されます。これまでにCASPを通じて評価されたアーモンド農園は、全体の27%に上ります。1