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クラリス・ターナーが次期CEOと発表

消費財やフードサービス業界で培ったエグゼクティブ・リーダーシップのグローバルな経験を活かす

2023/7/27

ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズでプレジデントを務めたクラリス・ターナーが、カリフォルニア・アーモンド協会の次期会長兼CEOに就任

世界最大のアーモンド生産地である米国カリフォルニア州の約7,600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」(本拠地:米国カリフォルニア州モデスト)の理事会は、消費財、フードサービス、ワイン・スピリッツなどの業界で、グローバルリーダーとしての経験が豊富なクラリス・ターナー(Clarice Turner)を次期会長兼最高経営責任者(CEO)に選出しました。

ターナーは、直近では米国ナパ・ヴァレーを代表するワイナリー、ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズのプレジデントを務めていました。また、ボウディンベーカリー、スターバックス コーヒー カンパニー、ヤム・ブランズ、パパ・マーフィーズ インターナショナル、ペプシコで最高経営責任者(CEO)および上級管理職を歴任しています。

カリフォルニア・アーモンド協会理事会会長のアレクシ・ロドリゲス(Alexi Rodriguez)は次のように述べています。「当理事会は、ターナーをカリフォルニア・アーモンド業界に迎えることができ、大変嬉しく思っています。次期CEOの決定に至るまでには検討が繰り返され、また多大な努力が費やされましたが、私たちは、今回の結果にはこれ以上ないほど満足しています。ターナーはカリフォルニア・アーモンド協会に幅広い知識と経験をもたらし、カリフォルニア・アーモンド業界に大きな利益をもたらすことと確信しています。」

ターナーの家族は9世代にわたりカリフォルニアに住んできました。ターナーは、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ (CIA)、デリカート・ファミリー・ワインズ、全米レストラン協会、ワシントン大学ビジネススクール、サンフランシスコ州立大学ラム・スクール・オブ・ビジネスなど、さまざまな企業や非営利団体の役員を長年務めています。

また、ターナーは中国の復旦大学で国際ビジネスを専攻しており、商取引、ビジネス、文化において異なる国籍が果たす役割についても理解しています。

ターナーは次のように述べています。「カリフォルニア・アーモンド協会を率いることを光栄に思います。私自身のカリフォルニアで生まれ育った歴史、何世代にも渡る農家としてのルーツ、そして経営者としてのキャリアや経験を組み合わせることで、1950年に設立されたカリフォルニア・アーモンド協会という強固な基盤を支えとし、カリフォルニアのアーモンド産業のさらなる発展に貢献できることは、一生に一度のまたとない機会です。これからの数年間、スタッフ、理事会、生産者、取扱業者、業界関係者と協力していけることを楽しみにしています。」

ロドリゲスによると、ターナーは2023年9月から、カリフォルニア・アーモンド協会の理事会メンバーで現会長兼CEOのリチャード・ウェイコット(Richard Waycott)、およびその他の経営陣と密接に協力し、今後数ヶ月間にわたり円滑に業務を引き継ぐ予定です。

ロドリゲスは次のように述べています。「私たちは、ウェイコットの過去21年間にわたる業界へのコミットメントだけでなく、ターナーと協会が今後も引き続き成功するよう、移行期間中もサポートしてくれることに、とても感謝しています。」

ウェイコットは2022年11月に理事会に対し、2023年末をもってカリフォルニア・アーモンド協会を退任し、他の仕事に専念する予定であると報告していました。


カリフォルニア・アーモンド協会について
高品質なカリフォルニア・アーモンドは、品種や栽培技術の改良のもと生産されています。数世代にわたる家族経営が多数を占めるアーモンド農家約7,600と約100の加工業者を代表するカリフォルニア・アーモンド協会は、戦略的な市場開発におけるリーダーシップや革新的な研究を通して、業界のベストプラクティスの導入を促進することにより、自然で健全な品質のアーモンドを推進しています。1950年に設立され、カリフォルニア州モデストに本拠を置く当協会は、米国農務省の監督下で、生産者により制定されたマーケティング・オーダーを管理する非営利組織です。協会の活動およびアーモンドに関する詳細は、公式WEBサイトおよび、TwitterInstagramをご覧ください。