心臓の健康*
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心臓に良いアーモンド

アーモンドが心臓に良いというメリットがあることは、誰にとっても朗報です。なぜなら、心血管疾患は米国で性別を問わず死因のトップとなっているためです

  • カリフォルニア・アーモンドは、コレステロールを含まず、1食分(1オンス)あたりに含まれる飽和脂肪はわずか1g、不飽和脂肪は13gです。
  • アーモンドホールは、アメリカ心臓協会より、ハートチェックマークの表示を認可されており、食料品店で買い物する際に役立ちます。今日では誰でも、アーモンドが心臓に良い選択肢であることが一目で分かります。i
  • 米国食品医薬品局は、食事の一部としてアーモンドなどのナッツを1日あたり1.5オンス(43g)摂取することで飽和脂肪やコレステロール値が低下し、心臓病のリスクが低くなる可能性があることを示唆する科学的根拠(ただし立証されていません)について言及しています。「米国民向け食事ガイドライン」では、摂取する脂肪の大半を不飽和脂肪にすることが推奨されています。アーモンド1食分(28gまたは約23粒)に含まれる脂肪は不飽和脂肪が13g、飽和脂肪はわずか1gです。
  • 『British Journal of Nutrition』に発表された研究により、心臓の健康に良い食事の一部としてアーモンドを摂取すると、被験者の心臓疾患に関係する特定の危険因子が著しく改善することが分かりました。1 研究期間中、アーモンドの摂取量を30g(約1オンス)増やした被験者は、10年冠動脈心疾患発症確率(リスクスコア)が3.5%低下すると推定されます。1
    • 研究:この研究では無作為化比較臨床試験を実施し、アーモンドの摂取が血清脂肪酸組成および推定される10年冠動脈心疾患(CHD)発症リスクに及ぼす影響を評価しました。被験者はLDLコレステロール値が高い(平均値167mg/dL)ことを除けば健康な成人男女27人(平均年齢64歳)でした。被験者は4週間、全米コレステロール教育プログラム(NCEP)ステップII食事療法と、1日あたり、アーモンド50~100g(約2~4オンス)(全量のアーモンド)、マフィン100~200g(コントロール食)、またはアーモンド25~50gとマフィン50~100g(半量のアーモンド)を摂取しました。マフィンは炭水化物と脂肪を除き、アーモンドと同様の栄養成分を含むものとしましたが、アーモンドの一価不飽和脂肪酸のカロリーとバランスを取るため、マフィンに含まれる炭水化物の量は多くなっています。アーモンドとマフィンの摂取量は各被験者の推定エネルギー必要量に基づいており、1日あたり平均423カロリーとしました。この研究はクロスオーバー比較試験とし、各被験者は順不同で4週間の食事療法3種類を最低2週間のウォッシュアウト期間をはさんで、すべて完了しました。この研究はアーモンドが血中脂質に与える影響を評価することを第一目的としていました。その影響に関しては以前に発表されているため、今回の研究結果は二次解析です。研究の限界:10年冠動脈心疾患発症確率はフラミンガム方程式に基づき間接的に推定されました。各食事療法介入期間は4週間と比較的短く、中断率も比較的高かったです。無作為化された被験者の37.2%がすべての研究を完了しなかったため、最終解析には含まれませんでした。さらに、アーモンドの摂取は多価不飽和脂肪酸の糞便中排せつの増加と関連していました(著者による未発表データ)。そのため、実際に吸収された栄養素とエネルギーの量が食事療法介入期間で異なり、結果はその影響を受けている可能性があります。
  • 『New England Journal of Medicine』に発表された研究は、1オンスのナッツを週に7回以上摂取した消費者は、死亡率が20%低下するとしています。i2
    • 研究:ナッツの摂取が全死亡率および原因別死亡率に与える影響について調べる疫学研究を実施しました。影響を評価するために、「Nurses’ Health Study」に登録している女性看護師7万6,464人を30年間、「Health Professionals Follow-up Study」に登録している男性医療専門家4万2,498人を24年間、追跡調査しました。ナッツ摂取に関して、試験開始前に評価し、その後は2~4年ごとに有効な食物頻度アンケートを用いて調査しました。アンケートの内容は前年に被験者がナッツ1食分(1オンス)を摂取したかを問うものです。この研究の主要評価項目は全死因死亡率でした。研究の限界:この研究は観察疫学研究のため、因果関係ではなく相関関係を示しています。研究対象集団が看護師をはじめとする医療専門家に限定されており、また研究結果はアンケートによる自己報告に基づいています。さらに、がん、心臓疾患、脳卒中の病歴がある被験者を試験開始前に除外しており、脳卒中、心臓疾患、狭心症、がんと診断されたことを報告した被験者の食事データは解析には含まれませんでした。また、ナッツの調理法(塩味、スパイス付き、ロースト、生など)に関するデータが欠如しているため、調理法が死亡率に与える影響を調べることができませんでした。

最新の研究に関しては以下のサイトをご覧ください。

 


i 塩味のものも含め、認証ナッツはすべて、ラベル表示された1食分あたりのナトリウムが140mg未満など、アメリカ心臓協会が定める栄養所要量を満たさなければなりません。ただし、明確な記述がない限り、「Heart-Check Food Certification」はハイパーリンク、レシピ、研究には適用されません。詳細は、アメリカ心臓協会の栄養ガイドライン(heartcheck.org)をご覧ください。アメリカ心臓協会およびハートチェックマークは、アメリカ心臓協会の登録商標です。

1. Nishi S、Kendall CW、Gascoyne AM他、「Effect of almond consumption on the serum fatty acid profile: a dose response study」、British Journal of Nutrition、2014年

2. Bao Y、Han J、Hu FB、Giovannucci EL、Stampfer MJ、Willett WC、Fuchs CS、「Association of nut consumption with total and cause-specific mortality」、New England Journal of Medicine、2013年、369:2001-11