糖尿病

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米国では、2,600万人近くもの人が糖尿病を患っており、これはかなりの人数です。糖尿病を患った方々の健康にアーモンドがもたらす良い影響について、知ってほしいと考えています。

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米国では、2,600万人近くもの人が糖尿病を患っており、これはかなりの人数です。糖尿病を患った方々の健康にアーモンドがもたらす良い影響について、知ってほしいと考えています。

近年、糖尿病に適した食事にアーモンドを加えると、糖尿病の特定の危険因子の改善につながり得ることを示す研究が増えています。

糖尿病予備軍

『Journal of the American College of Nutrition』で発表された研究によると、米国糖尿病協会が推奨する、食事全体のカロリーの20%をアーモンドから摂取する食事方法は、糖尿病予備軍の人のインスリン感受性の改善を促すそうです。インスリン感受性は、ブドウ糖の処理能力を表すものです。また、同研究から、そうした食事にアーモンドを加えることで、健康的なコレステロール値が維持できることも明らかになっています。食物繊維や不飽和脂肪などのアーモンドに含まれる栄養素は、健康なコレステロール値と血糖値を維持する上で役立つことが分かってきています。*

研究の限界:この研究の限界は、空腹時のインスリンサンプルが1つであることと、サンプルサイズです。また、摂取した食事内容は患者の自己報告によるため誤差が生じる可能性があり、かつ、2つのグループ間で炭水化物摂取量に差があります。

朝食と血糖値

『Journal of Nutrition & Metabolism』で発表された研究によると、低GI食であるアーモンド入り朝食を食べると、その日の血糖値の安定に役立つそうです。これは、昼食の時間まで空腹感を感じさせない食べ物を探している人には、朗報です。さらに、研究の被験者(耐糖能異常の成人14名、平均年齢39歳)はより長時間、満腹感を保つことができました。**

研究の限界:試験食の糖質量は同等でしたが、エネルギー値または主要栄養素の割合は同等ではありませんでした。アーモンドを朝食に加えることで血糖濃度にもたらされる長期的効果を評価するには、さらなる研究が必要です。

心臓疾患と糖尿病

通常、糖尿病の人は心臓の病気を患う危険性が高くなります。『Metabolism: Clinical and Experimental』で発表された研究結果は、全米コレステロール教育プログラム(NCEP)のステップII食事療法にアーモンドを加えると、2型糖尿病患者のインスリン感受性を改善できることを示唆しています。この研究結果は、NCEPのステップII食事療法にアーモンドを加えることは、患者の血中コレステロール値を健康なレベルに維持する上で、役立つ可能性があることも示唆しています。**

研究の限界:この研究の限界は、サンプルサイズ、研究期間、経口的ブドウ糖負荷試験の欠如、ヘモグロビンA1cの測定値の欠如です。この研究のサンプルサイズが摂取研究としては少ないと思われるため、この結果がより多くの人々に適用できるか推定できない可能性があります。この研究は、アーモンドの摂取が空腹時血糖とインスリン値を低下させるとしていますが、インスリン作用への影響を判断するためには経口的ブドウ糖負荷試験が必要で、その試験は実施されていません。また、この研究の治療介入は1回にわずか4週間で、ヘモグロビンA1cは2~3カ月にわたる血糖値を測定するものであるため、この研究では評価されていませんでした。

 

* Wien M他、「Almond consumption and cardiovascular risk factors in adults with prediabetes」、Journal of the American College of Nutrition、2010年、29(3):189-197

** Mori AM、Considine RV、Mattes RD、「Acute and second-meal effects of almond form in impaired glucose tolerant adults: a randomized crossover trial」、Journal of Nutrition & Metabolism、2011年、8(1):6 doi:10.1186/1743-7075-8-6

*** Li SC、Liu YH、Liu JF、Chang WH、Chen CM、Chen CY、「Almond consumption improved glycemic control and lipid profiles in patients with type 2 diabetes mellitus」、Metabolism: Clinical and Experimental、2011年、60:474-479